堕犬もみじ








※基本的に椛視点で話が進みます。
 あと異種交配、というかぶっちゃけ獣姦混じってます。
 そういうのがダメな方は読まなかった事にしてください…

















――妖怪の山


 幻想郷の中でも独自の文化を築き、強力な力を持った妖怪達が跋扈する……
いわば要注意人物のオンパレードである。
今回の話はそんな山を根城にする天狗の一人、
白狼天狗・犬走椛のちょっと可哀想な話……



 私の名は犬走椛、主に山に入る侵入者への警告などを仕事としているけど
何か異変でもない限りは暇なものなんです。
そんなある暇な日、天狗の先輩格である射命丸文さんに用事を言いつけられました。
犬の世話である、妖怪変化でもなんでもない普通の犬。
なんでも人里で飼われてたのが逃げ出したらしい、こんな所までよく来れたなと思う。
これだけなら世話なんかしなくても飼い主の所に戻せば済むんだけどそうは行かなかったんです。
文さんが飼い主に会ってみたところ、逃げたのではなく捨てたらしい。
人間って酷い、一度飼われてたら野生に戻るのは難しいのに。
そういうわけで新しい飼い主が見つかるまで面倒を見る事になりました。

 それはいいんですが何故私が、というと文さんは
「あなた犬みたいなもんだから気が合うでしょ」とか…何気に酷い事言われました。
私は白狼だけど反論してもあの人には口でも弾幕でも勝てないので渋々引き受けました。

「じゃあ椛ちゃん、この子のお世話頼んだわよ」
「はい、かしこまりました」

 言い返せず引き受けちゃったはいいけど……どうしよう。
文さんが言うには犬は雑食だからあまり気を使わなくてもいいとの事だけど…

くぅん、くぅ〜ん。

 名前はまだ無いワンちゃんが身を摺り寄せてきた、お腹が空いてるのかな?
とりあえずポケットにクッキーが一つあったのであげてみた。
ワンちゃんは早速むしゃむしゃと頬張り出した。
この子は確か猟犬だったかな?何だったか犬種は忘れたけど大型の犬で
私はちょっと恐くて苦手だったんですけど……
こうしておやつをおいしそうに食べてるところを見ると結構可愛いかも。

 食べ終わるとまた身を摺り寄せてきた、もうクッキーは無い。
しょうがないなぁ、と思い色々探してみたけどおやつになるような物は無い。
朝ごはんに食べた食パンが残ってるくらいかな。………一応あげてみるか。

……プイってされた。
何でも食べるって嘘ですか文さん、どうしようかな。
そうだ、パンだけじゃ味気ないからダメなんだ!バターを付けてみよう。

ペロ、ペロペロ……

 ダメだこいつ、バターばっかり舐めてパンは食べないのね。
パンに塗られたバターを舐め尽したワンちゃんは今度は私の指を舐めてきた。
パンに塗る時少し指にバターが付いていたらしい。

「ちょっ…ダメ、くすぐったいよ」

 指に付いたバターをも全部舐めたワンちゃんは私の肩に手をおき顔をペロペロと舐め始めた。
もっとほしい、という催促なのかな。

「きゃっ、もう…バターならまだまだあるから…顔舐めないでよぉ」

 嬉しそうなワンちゃんを見てまんざらでもない私はまた少しバターを手に付け舐めさせる。
指から手のひら、手首までぺろぺろとなぞるように舌が這って来る感覚が少し気持ちいい。
面白いので手首から肘までバターを塗るとしっかり肘の方まで舐めてくる。
こんなにバターに忠実なワンちゃんが可愛くなって今度は顔にバターを塗ってみた。

「れろれろ…ハッハッ…ぺろ」
「あはは、おもしろ…んむっ?」

 最初はホッペを舐めてたけどくすぐったさに顔を振ってたら口の中にワンちゃんの舌が入ってきた。
汁気を帯びた舌と舌が合わさりあう感覚……これ、ディープキスっていうんだよね…
もう一回、今の感触を味わいたいと思い今度は直接舌にバターを塗ってみた。

「ん、ちゅ…れろ、ちゅぱ」

 今度は寄り道せず真っ直ぐにワンちゃんの舌が口の中に入ってきた。
熱い舌でバターが溶け唾液と混ざり合いビチャビチャと言う音が耳に響く。
私は次第に息が荒くなって舌を絡めていく……
舌と舌、唾液と唾液、吐息と吐息が重なり合って
ワンちゃんからしたらじゃれあってるつもりでも私にはそれがとても甘美なものに感じられた。

 もしかしたら……と思い私はブラウスを脱ぎお腹、そして胸部に塗ってみました。

「さぁ……次はこっちよ」

 胸がドキドキする、鏡を見たわけでもないのに頬が赤くなってるのが分かる、
自然と息も荒くなってくる。
私の胸の内まで知らないであろうこの子は忠実にバターが塗られた部分を舌でトレースしてくる。
おへその辺りからビチャビチャと唾液の音が聞こえてくる、地にお尻をつけ身を震わせていると
舌の音と感触が上まで這い上がってきた。

「ひゃっ!あっ、んっ……そこぉ、いい……よぉ」

 少しだけ膨らみが感じられる私の胸、この子と舌を絡めあった時から硬くなっていた二つの突起が
舌で転がされ、そして時折甘噛みされ始めた。
むしゃぶるような舌使いで胸を嘗め尽くされた私は……もうとても冷静ではいられませんでした。

「ねぇワンちゃん、今度はココ……舐めて」

 私はどうかしてたんだと思う。
長めのスカートの留め金を外し下着を取ると……むわっとした雌の臭気が漂ってました。
汗と雌の蜜が混じり合って明らかに他の身体部分とは違う湿度を持つ場所。
生まれてきてから今まで誰にも見せたことの無い、そんな大事な所にバターを塗って
私はワンちゃんの前で足を開いてみせました。

「く、フンフン……れろれろ、ぴちゃ」
「んっ…はぁんっ!あっ、ワンちゃん凄ひぃ…」

 私の大事な部分から滲み出る蜜と徐々に溶けるバターが混ざり合い
ワンちゃんがさらに舌で溶かしぬるぬると気持ちのいい所をまさぐってくる。

「あふっ、舌入れちゃ…らめぇっ!」

 ワンちゃんの長い舌が私の……誰にも許した事の無い穴に侵入してきました。
にゅるにゅると触手のような舌が中で暴れ、ハァハァという吐息がヒダに当たり
私は手で足を押さえつけ、ブリッジのような体勢で腰を動かしワンちゃんに身を任せました。

「イイよぉ…もっと、もっと気持ちよくしてぇ…」

 舌が膣内を掻き回しては引き抜き、掻き回しては引き抜かれる。
にゅぽにゅぽ、という卑猥な音が聞こえ
ワンちゃんの鼻が私の最も敏感な部分……剥けきれてない小さなお豆をツンツンと突付き
私は下半身に力が入らなくなり全身に電気が走ったような衝撃を受けた。

「あ、だめ、ワンちゃ…私、イっちゃ…もう、イっちゃうっ!……ん、イ、クっ―――」


――カシャッ!

 ワンちゃんの舌で絶頂に達した時の事でした、聞きなれたシャッター音が……
これはもしかして、まさか―――

「あややややや、これは衝撃的瞬間ですねぇ……ニヤニヤ」
「え……あ、あ、文さん!?こ、これはですね、あのそのftyhlせxrctyぶい」

 どうしよう、どうしよう……
言葉が見つからないよぉ、こんなとこ見られちゃって……よりによって文さんに。

「山の侵入者の道を阻む白狼天狗・犬走椛!山への進入は許さずとも己への侵入は許す!って感じですねぇ♪」
「あ、ああああ文さん!お願いですからこの事は御内密に…」
「ん〜どうしようかなぁ、久々のスクープですし」
「お、同じ天狗仲間じゃないですか!お願いです!」
「天狗仲間?……質の悪い冗談ねぇ、天狗の誇りを捨てて愛玩動物とまぐわう者を仲間だなんて」

 ヤバい、マズい、もうダメだ……この人は冗談が通じない。
どんな事でもどんな相手の事でも記事にする人だ、博麗の巫女やスキマ妖怪のことでさえ記事にしてきたし……
これから私の人生どうなるんだろ……

「あ…う………うっ、くしゅ…ひんっ…」
「あ、あれ?……そんな泣かなくても」
「ひぐっ…だ、だって…ぐすっ」
「あーもう分かったわよ、可愛い後輩の椛ちゃんですもの。記事になんてしないわよ」
「……ふぇ?」

 え?今……何て言った?
良かった…この人も悪魔じゃなかったんだ。

「その代わり……私の言う事、今まで以上に聞いてもらうけどね」
「は、はい……」
「とりあえずー、そこのワンちゃんの股間を見て」
「…え?」
「おちんちん大きくなってるでしょ…椛ちゃんの事、相当気に入ったみたいね」
「え、ぇ、えぇ?」
「さっきイカせてもらったんだから…今度は椛ちゃんがワンちゃんを気持ちよくしてあげる番よ」
「えぇぇぇぇぇっ!?」

 やっぱり悪魔だ、この人……
あぁ、これはきっと悪い夢なんだ、そうであってほしい。

「ほら、お口でご奉仕してあげて……」
「で、でも……」
「私の言う事が聞けないんだ?」
「うぅ…わ、分かりましたぁ………」

 文さんの言うとおり、お座りして待っている
ワンちゃんの股間には赤黒くヌメっとしたペニスが天を向いていました。

 近くで見るとかなりグロテスクなもので何とも言えない臭気を放っている。
しかし後ろで文さんが急かすので仕方なくワンちゃんのおちんちんを口に含みました。

「んっ……くちゅ、れろ」

 カシャッ!
 ……またシャッター音がした、
嫌な予感がして後ろを向くと案の定…文さんが写真を撮ってました。

「え、ちょ…約束が」
「記事にはしないけど写真を撮らないとは言ってないわ…さあ続きをしてあげて」
「は、はい……んむ、ちゅ」

 血管があらわになっている、まるで臓器のような犬のペニスを口に含み
舌でなぞり時折先端のくびれを唇と舌で刺激していきます。
するとワンちゃんは気持ちがいいのか身を震わせ透明な汁を分泌させてきました。

「ん…、ぷぁ……うぇ」
「おっと止めちゃダメ、折角出してくれたんだから……飲んであげて」
「む、ふぁい……んむ」

 鼻を突くようなムワっとした変な臭い。
栓を閉め忘れた蛇口の様に少しずつポトポトと零れ出る犬汁と熱い獣根は
静かに脈打ってるものの私を狂わせるには充分でした。

「どう?ワンちゃんのお汁おいしい?」
「んぐ、ぷは……ぬるぬるして…変な、感じです……んふぅ」

 私はいつの間にか自分の手で自分を慰めてました、獣のおちんちんを咥えながら。
最初は躊躇ってましたがいつしか臭いにも慣れ顎と舌を上手に使い御奉仕することに夢中になってました。
そんな時、文さんから新しい指示が来ました。

「準備万端みたいね……もういいわ、次は四つんばいになって」
「んく……はい」

 もう戸惑う事もありません、これから何が起こるのかも予想できましたが逆らうこともしない。
むしろ待ち遠しい、とでも言いたげな円滑さで私はワンちゃんに向かって四つんばいになり
お尻を突き出しました。

 フン、フン…フッ、ぴちゃ

 ワンちゃんは目の前に出された私の恥ずかしい所を鼻で息を吹きかけたり臭いを嗅いだり……
熱い舌で舐めたりしながら私を自分と繋がるべき資格を持った雌犬かどうかを見定めます。
そして数十秒経った頃……私の腰に手が乗り股間に熱く硬い物が当たりました。

ずにゅ、にゅる、ググッ……ずぽ

「さぁ、いよいよね……わくわく♪」
「あ、うそ……入っちゃった、んっ……ワンちゃんの、おちんちんっ、入ってきてるぅ!」

 少し抵抗はあったものの、私の雌の部分は犬のおちんちんを全て受け入れてしまいました。
あの太く硬くグロテスクな逸物が自分の膣内に入ってると思うだけで
結合部からは蜜が溢れ出し太ももを伝っているというのにこの子は更に大きく腰を動かし始めました。

ずぷ、ずぱん、ぐちゅ、ぱん……

「あっ……はぁ、凄っひぃ……ワンちゃん、のぉ……ずんっずんキてるぅ!」

 毛細血管が目で見える様な、おぞましい形をした肉の棒が私の肉壁と擦り合い
一突きされる度に私は快楽に打ち震え何も見えなくなっていきました。

 もう口元を緩ませながらカメラを構える文さんの姿も時折鳴るシャッター音も気になりませんでした。
背中から聞こえる獣の息遣いとパンパンと腰を打ち付ける音、
そして大きくストロークして私の中で暴れまわる肉棒に愛しさを覚え
涙を流し涎を垂らしながら快楽のままに大きな声で鳴きました。

「んっ、あっ、あんっ!……あ、早くっ、なって、来たっ……!」

 肉が肉を掻き回す速度が段々と早くなってきます、身体に力が入らず喘ぎながらも
直感的にどういうことなのか理解できました、射精する時が近づいている……
一匹の獣が目の前の雌に己が種を宿そうと必死になって突いている。

「あふっ出してっ!いっぱい出してっ、私もっ……私も一緒にぃ、い、イッ、イっちゃ――」

ビュクッ!ドク、ビュル!

 私は精液をおねだりしたその時、頭の中が真っ白になりました。
どろりとした濃い獣の精液が私の膣内いっぱいに放出され始めたのです。
ワンちゃんのおちんちんが脈打つ度に精液が流し込まれ、
更に犬に犯されたという実感の中で私は絶頂に達しました。

「ふぅ、んっ……はぁ……」

 雌犬としてこれ以上無い幸せでした、愛しい愛しい異形のモノから
溢れ出る欲望の塊を全て受け止めることができたのですから。
出始めた最初に比べると勢いこそ衰えているものの、膣内をビクビクと跳ねる
脈動と尚トクトクと搾り出される精液に絶頂の余韻が融合し倦怠感すら心地よく感じます。

 しかしその後、まもなくして予期せぬ出来事が起こりました。

「………!?……え、なに?…えっ?」
「犬の交尾はこれからが本番よ……椛ちゃん」
「へっ?……あ、痛っ……んっ、んうぅ……!」

 さっきまで後背位で繋がっていたワンちゃんが後ろを向き、
お尻とお尻を対面させるような格好になると同時に……おちんちんの付け根であるコブが
私の膣内に侵入してきました。

「犬の射精はね……雌を逃がさない様に睾丸部分でロックして数分間、長いときで10分は精液を流し込むの。
 確実に子孫を残せるように、ね。」
「あ、え……キツ、いぃ……ぎちぎちって、くぅぅ…」

 正直なところ、文さんの説明はほとんど耳に入っていません。
何せ突然痛みが走り予想外の出来事が起こったんですから。

 しかしその痛みもしばらくするとまた違うものになってきます。
大きなコブは既に開かれた入り口を更に押し広げ、獣汁を放つ鎌首は膣内のもう一つ奥……
子宮内にまで及びそこから絶え間なく精液が注ぎ始められたのですから。

「か、はぁっ……くっ、んっ……あはぁっ!」

 さっきまでのとは明らかに違う、異なった性質の精液……
ドク、ドク……と強い粘性を持ったスライム状の精液が流し込まれる度に嫌でも
子宮の刺激を伝い横隔膜を圧迫され息が漏れ、正常な呼吸すらままならなくなってしまいました。

「んっ、くぅんっ!あひっ、あっ!はぁ……」

 傍から見れば脂汗をかき苦しそうな声で息んでいる様に見えるかもしれませんが
痛み、苦しみ等は感じていません。
流れ出る精液が快楽を与えるツボを延々と刺激されているし何より……
私を本気で孕ませようとして本能のままに欲望の全てをぶちまけている
この子が堪らなく愛おしいのですから……

 私は突き出したお尻をこの子のお尻に摺り寄せるように腰を動かし上下に擦りつけ、
この悦楽の中で絶頂に向かい始めました。
さっきまでの激しい動きとは真逆のベクトルから導かれるオーガズムに新たな感覚を覚えながら
静かに、それでいて情熱的に肉欲を求めました……そして―――

「くひっ、んっ……くぅっ――!ん、はぁ……」

ずる、ずる、ぬぽ……びちゃびちゃびちゃ

 今日、この子と交わり始めてから三度目の絶頂を向かえ、それと同時に永遠に続くと思われた射精も終り
長く太い肉棒が引き抜かれました。
漸く開放された秘穴からは流し込まれた精液がボトボトと垂れ落ちていきました。
それと同時に……私は緊張の糸が切れ、重力の赴くままに崩れ落ちました。

「椛ちゃん、記者としてじゃなく一人の人妖としてあなたを取材するわ……あなたの種族は何?」
「犬………雌犬です」
「分かりました、犬ならば……どう答えますか?」
「……わん」
「番犬って事ね……じゃあこれからも山の見張りを頼むわよ」
「わん♪」

 それから時を待たずして……私の意識は薄れていきました。





――そして翌日

「只今戻りました!」
「あら椛ちゃん、今日はどうだった?」
「侵入者無し、異常ありません!」
「そう、優秀ね……妖怪の山の番犬は」

 私は天狗同士だけでなく、他の妖怪との対面もある為……表面上は普段どおりの生活をしています。
ですが夜は……

「じゃあ椛ちゃん、あなたの旦那様がお待ちかねよ♪」
「……わん」



       E N D



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後書き

二ヶ月ぶりくらいかな……遅筆ってレベルじゃねぇw
まあ待て、その拳を引っ込めろ、俺の話を聞け。
……どうしても獣姦メインで一本書きたかったんだよぉぉぉぉぉ!!!
この界隈、犬キャラ居る割に獣姦SS殆ど無いし漫画に至っては一つも無いし……

って言い訳になってねぇw
これで自分の中にある鬼畜成分を3割くらい放出できたので
次は甘々なSS書くと思います、多分。

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